MESSAGE トップメッセージ

激変する情勢の潮流に合わせて
守るもの・攻めるものを見極める。

富士興業株式会社
代表取締役社長

  • TOP
  • トップメッセージ

弊社が築き上げてきた「安全に対する信頼性」は、お客様に高く評価いただいており、この地盤は今まで通り強固なものでなければならないと考えています。
しかし、事業の中心である石油・石油化学をはじめ、プラント業界は変革の時を迎えています。 弊社としては“守る部分”と“攻める部分”の見極めが、非常に重要な局面に差し掛かっているといえるでしょう。

既存のお客様からのご依頼と、この業界ではなくなることがない「メンテナンス」事業が、弊社のベースであることは今後も変わりません。その基盤を大切にしながら、電気・ガス・バイオマス発電 などの新たな分野へのチャレンジや、新規顧客の開拓といった攻めの姿勢も進めてまいります。
激変する情勢に対して、弊社としても変化していかなければ、今後の発展はないという想いです。

“人材の質”向上に注力し
業界全体の問題解決に取り組んでいく。

弊社が関わる工事には、専門的なノウハウや特殊な技術が必要です。しかし、対応できるスペシャリストが業界全体でも減少しており、近年大きな問題になっています。事実、弊社でもこの20年の間に、施工可能な工事規模が小さくなっている状況です。この「スペシャリスト人材の不足」を、看過できない問題として捉え、「人を育て、質を高めていくこと」を目指します。

弊社はプラントやタンクのメンテナンス事業だけでなく、設計業務から建設工事まで一貫して対応できる体制を整えており、同規模の企業の中では非常に業務領域が広いことが特徴です。1957年の設立以来積み上げてきたノウハウは、人材教育にも大いに生かせると自負しています。

まずは弊社の従業員をしっかりと育てる。そして各社様との協業も視野に入れ、業界全体の人材の質を引き上げていきたいと考えています。そうすることで業界の問題解決に寄与できるだけでなく、弊社が受けられる工事規模の拡大や品質の向上にもつながると考えます。